約 1,382,007 件
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/3629.html
今日 - 合計 - ネッパチIV @VPACHI ~CR嗚呼!!花の応援団3~の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時12分45秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/leerertraumurakamix/pages/66.html
人がいた。 手術台に手足を縛られた上、猿轡までされた下着一枚のその人に見覚えがあった。 俺に2000万の借金を背負わせた男、岩ヶ木だ。 「まずひとつ、僕が借金の肩代わりをするから僕の下で一生健気に働く。 衣食住その他性欲処理の女の手配まで全部面倒見てあげよう。きっちりね」 照宗の姿を見て岩ヶ木は怯えた。 俺に金を返せと威張り散らしていたあの面影はどこにもない。 「二つ目、絶対にこの事は他言してはいけない。家族恋人友人……ネットもダメだ。コッソリしたってバレるからね」 白衣のポケットからラテックスの手袋をだしてはめた。 「三つ目、その手で人間を解体すること。骨、皮、筋肉、臓器、髪、頭皮。全て商品としてバラバラにしたら流通させるんだ」 アルミトレーからメスを手に取り適当にアルコールを振りかけた。 やっと理解できた。 この男は臓器売買をするのが仕事なんだ。 「さあ、察しの良い君はもうわかっただろう。どうする?断ってもいい」 初めて対面したとき同様軽く物腰柔らかな物言いだったが、眼光は鋭かった。 本気で……言ってる、そんな感じだ。 断ればきっと消される。 そんな解りきった"するかしないか"の二択を投げ掛けるなんて卑怯だ。 「……照宗さん、ひとつだけ教えてください」 「ん?」 「照宗さんにとってこの仕事って?」 うーん、と少し考えるフリをして照宗は答えた。 「山田くん、世の中のビジネスは需要と供給で成り立っている。 求めるから買い、求められるから売る。 食品や車を買うのとなんら変わらない。 臓器移植を待つ人間は日本だけでも1万人を超えるし、アメリカじゃあ10万人を超える。 だけど供給はその1%にも満たないんだ。 何が何でも生きたいと思っている人間なら例え犯罪者の臓器だったとしてもそれを甘んじて受け入れるだろう。 人類が営むこの世界ですら自然の摂理である弱肉強食から抜け出せないんだ。 誰も甘えの中に居心地の良いものなんて作り上げてくれない。 僕はね、この仕事が倫理に反していると言われていても誇りに思う。 これで生き永らえる人間がいて、クズも最後に人の役に立つのだから」 「……そう、ですか」 よく、わからない。 いや、わかる。この男が言わんとしていることが意味としてはわかるが、それが正か悪かがもはや俺自身の中でわからなくなっている。 たった5万の為に残りの人生を返済に追われるのと、今ここであの『悪』を殺してしまって裏側で生き続けるのがいいのか。 依然として台の上では岩ヶ木が恐怖で震えている。 俺の一言でこいつは死ぬ。 そして俺は昨日までの生活に戻れなくなる。 「輝宗さん」 落とした視線を輝宗に向けて俺は、決心した。 「殺しましょう」 その一言に輝宗は微笑み返した。 「すごく、いい笑顔だ」 戻る 進む
https://w.atwiki.jp/kskani/pages/374.html
『嗚呼、素晴らしき人生哉!』 ◆5xPP7aGpCE それは突然だった、レイジングハートの警告も無かった。 コテージを何軒も潰してやっと蛇を追い詰めたと思った、追撃していたあたしの身体が急激に縮んだ。 髪に挿していたレイジングハートが落ちる、左手で拘束していたあなたが飛び降りる。 既に半分の大きさになっていた盾も手を離れてバラバラになる。 飛んでゆくレイジングハートの声が遠くなる。 その一瞬の虚を付かれる。 あの紫のビームがあたしを襲う。 とっさに身体を捻った、背中に激痛が走る。 追い詰めていた筈の蛇があたしを見ている、その顔は不気味に笑っていた。 そして巨大な胴体であたしは薙ぎ払われた。 ダンプに跳ね飛ばされたような衝撃を受けて全身のフレームが軋む。 『一時間から二時間で元に戻る』 なのに何故二十分も経っていないのに戻ったのか? 考えている暇は無かった、蛇とあなたが合流してあたしの方を向いている。 認めなければいけなかった、今追い詰められているのはあたしだという事を。 レイジングハートの声が聞こえる、森の中からあたしを呼んでいる。 あたしは身を翻した。 負けたくは無い、けど冷静に判断しなければ絶対良い結果を得られない。 途中枝に引っ掛かっていたレイジングハートを見つけて拾う。 障壁を背中に集中させて走る、その度に痛みに襲われる。 体力は酷く消耗している上にダメージは深い、特にこの足じゃ遠くまで走れない。 追撃のビームは来ない、恐らく大威力の光弾で森ごと吹き飛ばすつもり。 障壁を展開しても耐えられるかは解らない、なら取るべき行動は安全な場所への退避。 しかし足が重い、集中的に狙われたせいだ。 神経ケーブルが損傷したのかスピードが出せない。 『後方に急激に上昇するエネルギー反応を検知! 数は二つです!』 タイムリミットが迫る。 前方には先程あたしが砕いた洋館が見えた。 痛みを無視して全力で走る、レイジングハートから更なる警告が耳に届く。 ―――そして光の奔流が全てを飲み込み尽くす ※ ※ ※ 見たか『俺』、あの女は消し飛んだぞ。 体勢を整えて撃てた全力のメガスマッシャーとおっさんの光弾の同時攻撃だ。 目の前にあった森は黒焦げの更地だ、見渡してもあの女は影も形も見えないぞ。 俺は笑いながら尻餅を付いた。 スマッシャーを撃つために体力を絞ったせいで膝も笑いやがる。 マラソン大会でもこんなに苦しくならなかったぞ、喜びはそれ以上だがな。 ―――当然だろ、それだけハルヒの復活が近くなったんだぜ そういや三人殺しの『ご褒美』が届いてないな。 ナーガのおっさんの手柄になっちまったって事か? まあいい、半分は俺の力によるもんだ。 「おっさんが来てくれて助かったぜ……」 最終的に倒す相手とはいえ、助けられた事に変わりは無いしな。 負けた悔しさは一時的に忘れてここは素直に感謝だ。 見ればおっさんも傷だらけだ。 それにあんな威力の技を使えば疲れて当然か、汗がダラダラ流れてやがんの。 あの女がそれだけ強敵だったって事か。 おっさんがこっち向いたぞ、どうだあのタイミングで女を戻した俺も良かったろ? ……何でそんな怖い顔してるんだよ? 「この青二才が!」 いきなり怒られちまった、何でおっさんが怒るんだ? とにかくあまりの迫力に俺は完全にビビッちまった。 「立て! そしてケツを食いしばって俺の目を見ろ!」 そのまま食われそうな勢いだ。 疲れなんか吹っ飛んじまって俺は直立不動の姿勢を取った。 ……おっさんにガン付けられたら誰だって仕方ないだろ。 完全に飲まれちまった俺はおっさんの怒鳴り声に正直に応じるのか道は無かった。 「貴様は俺に死んでくれと言ったな、何の為にだ?」 「優勝して願いを叶えて貰う為です!」 「では俺と別れた後その為に何をした?」 「電話をかけてお人好しを呼び出しました!」 「それがあの女だな? 何故殺せなかった?」 「嘘を見破られました! そして女の強さは反則でした!」 「強い奴は殺せない、そう言いたいんだな?」 「違います! 殺せる強さの奴に出会ってないだけです!」 「俺が来なかったら貴様はどうなっていた?」 「捕まったままでした!」 「つまりお前は役立たずだ、言い訳は出来るか?」 「いいえ、全く出来ません!」 「クソッタレめ! では殺されても文句は無いな?」 「有ります、次は勝ってみせます!」 「それが人にお願いする態度か?」 「お願いします、ナーガ様!」 「繰り返し言え!」 「ナーガ様! ナーガ様! ナーガ様!」 俺は土下座して地面に頭を擦り付けた。 当然か、元々あの女をでかくしちまったのも俺なんだからな。 共闘相手として見限られちまったら終わりだ、その為には土下座程度で済むなら安いもんだ。 ……ちくしょう、泣いてなんかいやしないぞ。 「いいだろう、今の貴様は道に落ちたクソだ! 腐ったゴミを這い回るウジ虫だ! だがそのクソやウジ虫も俺に使われることによって―――殺せるようになる! 俺が貴様を役立つ様に使ってやる!」 酷い言われようだ、ハルヒにもこんな事言われた事は無いぞ。 ……いや、本当の事だ。 今の俺はそんな存在だ。 「ナーガ様、それは俺に一緒に来いって事ですか?」 殺さないでくれるならちっぽけなプライドなど捨ててやるよ。 俺はとことん堕ちてやるんだ。 「口が過ぎるぞ! 使い走り程度で許してやろうというのだ、不服か?」 「いいえ、身に余る光栄です。このキョン、ナーガ様の為に精一杯働かせていただきます」 ―――何やってんだろうなぁ、俺は。 冷めた自分が一歩離れて今の俺を見てやがる。 呆れた様な声が頭の中でしやがった。 「すぐに出発するぞ、どうやら向こうには使えそうな奴が居る。そいつに早く接触したいからな!」 俺と別れた僅かな時間にナーガ様……おっさんは有望な奴を見つけたらしい。 休ませてくださいとも言い出せず俺は身体に鞭打って歩き出した。 しかもおっさんの前を歩いて、いの一番に何か見つけろって事らしい。 足が止まりそうになったらビームで追い立てられて無理矢理動かされる。 ―――良かったじゃないか、ナーガのおっさんと一緒なら成功率は上がるんだぞ 俺は何度も自分にそう言い聞かせた。 あの女は死んで俺の命は助かった、そしてナーガのおっさんが同行してくれて別の乗っている奴にも出会えるんだ。 どう考えてもナイスじゃないか。 なのに、何で―――俺は途方も無く惨めな気分になっちまってんだろう。 【I-3 街道/一日目・昼過ぎ】 【ナーガ@モンスターファーム~円盤石の秘密~】 【状態】ダメージ(大)、疲労大 【持ち物】 デイパック、基本セット 【思考】 0:砂ぼうず(名前は知らない)を優先的に、殺す。 1:殺人劇を見せた男と接触する。 2:参加者を皆殺しにする(ホリィ、ゲンキたちの仲間を優先) 3:雨蜘蛛や、キョンなどのマーダーを殺すのは後回し。適当に対主催優先殺しの話を持ちかけるが、 通じるようでなければ殺す。(執着はしない) 4:キョンを襲撃する前に見た、飛んで行った影が気になる。 5:最終的には主催も気に食わないので殺す ※ホリィがガイア石を持ったまま参戦していると考えています ※雨蜘蛛の身体的特徴、人柄、実力の情報を入手しました。 ※ギュオー(名前と人間の姿は知らない)が加持とメイを殺したと思っています。 【名前】キョン@涼宮ハルヒの憂鬱 【状態】ダメージ(大)、疲労(大)、0号ガイバー状態、精神的に不安定 【持ち物】デイパック(支給品一式入り)、 SDカード@現実、 カードリーダー 大キナ物カラ小サナ物マデ銃(残り7回)@ケロロ軍曹、タムタムの木の種@キン肉マン 【思考】 0:俺は……殺してみせる…… 1:ナーガを利用して殺害数を増やす 2:ナーガと一緒に殺人者と接触する 3:強くなりたい 4:午後6時に、採掘場で古泉と合流? 5:妹やハルヒ達の記憶は長門に消してもらう 6:博物館方向にいる人物を警戒 7:ナーガは後で自分で倒す ※意識しないふりをしていますが、やや殺人を躊躇う自分に気が付きました。本人はそれを認めていません。 ※返り血は全て洗い流されています。 ※大キナ物カラ小サナ物マデ銃で巨大化したとしても魔力の総量は変化しない様です(威力は上がるが消耗は激しい) ガルル中尉、なのはさん、そしてティア。 ごめんなさい、あたしはまた負けてしまいました。 今のあたしは腕一本動かせなかった。 目を閉じても開いても同じく闇。 全身が痛む、そして何かが上に乗っている。 レイジングハートの声も聞こえない。 機能が損傷してしまったの? なのはさん、大事なデバイスをごめんなさい。 助かったのは半分偶然といって良かった。 半壊した洋館に一縷の望みを託した結果、あたしは地下室を見つける事が出来た。 部屋にあった頑丈そうなテーブルの下に飛び込み、残りの魔力を障壁に集中した結果こうして生きている。 地上がどうなったのかは解らない、けれど洋館が原型を留めていないのは確かだと思う。 でなければこんなに瓦礫で埋まっている筈がない。 ぼんやりとした頭であたしは自分の敗因を考える。 ―――あたしは何故負けたの? 直接の原因は突然元に戻ったから。 まだ効果は続くと思っていた、現実はもっと短い時間で子供の頃の夢は終わった。 あたしは何処で間違ってしまったのだろう? あなたの言葉を信じたのがいけなかったの? あなたが言ったのは最初から最後まで嘘だったの? 電話で騙され、銃で騙され、効果で騙された。 「……わからないよ」 自分の理想を諦める気はない。 でも、それを実現するには今のわたしはまだ甘いのだろうか? 頭が痛い。 意識がだんだんと薄れてゆく、この事は起きてから考えよう。 灌太さんとの約束、オメガマンやあなた、あの蛇みたいな危険人物を止めるという目的も果たしたい。 なのはさんやヴィヴィオとも会いたい。 でも、今は。 ―――少しだけ、休ませてください またティアが励ましてくれるかもしれない、何となくそんな事を思ってしまう。 そして、あたしは意識を手放した。 【H-3 別荘地下室/一日目・昼過ぎ】 【スバル・ナカジマ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】全身に大ダメージ、疲労大、魔力消費大、気絶中、生き埋め状態 【装備】メリケンサック@キン肉マン、レイジングハート・エクセリオン(中ダメージ・修復中)@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【持ち物】 支給品一式、 砂漠アイテムセットA(砂漠マント)@砂ぼうず、ガルルの遺文 【思考】 0:??? 1:電話の相手と蛇から一時的に退避。 2:何があっても、理想を貫く。 3:人殺しはしない。なのは、ヴィヴィオと合流する。 4:オメガマンやレストランにいたであろう危険人物(雨蜘蛛)を止めたい。 5:人を探しつつ北の市街地のホテルへ向かう (ケロン人優先)。 6:中トトロを長門有希から取り戻す。 7:ノーヴェのことも気がかり ※砂漠アイテムセットAのアラミド日傘と零式ヘルメットは破壊されました。 ※キョン(名前は知らない)は超人か宇宙人であり、魔法を使えるのではと思っています。 時系列順で読む Back 『我が銃よ、俺の決意を示せ』 Next [[]] 投下順で読む Back 『我が銃よ、俺の決意を示せ』 Next あたしが此処にいる理由 『我が銃よ、俺の決意を示せ』 ナーガ [[]] キョン スバル・ナカジマ あたしが此処にいる理由
https://w.atwiki.jp/aaaa2000/pages/5.html
更新履歴 @wikiのwikiモードでは #recent(数字) と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_117_ja.html たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。 取得中です。
https://w.atwiki.jp/aaaa2000/pages/11.html
WWA JavaRPGです
https://w.atwiki.jp/aaaa2000/pages/10.html
コメントプラグイン @wikiのwikiモードでは #comment() と入力することでコメントフォームを簡単に作成することができます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_60_ja.html たとえば、#comment() と入力すると以下のように表示されます。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/fate_overheaven/pages/218.html
「あ、あのぅ、吉良さん」 もじもじと、女性が目前を歩く男性に声をかける。 男性―――吉良吉影は、訝しげにのそりと振り向いた。 「これから同僚の皆さんと食事に行くんですけど...よろしければ、私たちとごいっしょしませんか?」 「...すまないが、今日は遠慮させてもらうよ。気持ちは嬉しいが、少し疲れていてね。このままでは明日の仕事に響きそうなんだ」 懇切丁寧に断りをいれ、では、と一礼だけをして吉良は去っていく。 そのくたびれた背中に、女性はどうにか声をかけようとするも、かける言葉が見つからず立ち尽くしてしまう。 「やめとけ!やめとけ!あいつは付き合いが悪いんだ」 そんな女性に対し、割り込むようにニヤけ面の男が歩み寄り囁いた。 吉良と似たようなスーツを着ていることから、彼や自分の同僚だと女性は理解した。 「"どこかに行こうぜ"って誘っても楽しいんだか楽しくないんだか...『吉良吉影』33歳 独身 。 仕事はまじめでそつなくこなすが今ひとつ情熱のない男.....なんかエリートっぽい気品ただよう顔と物腰をしているため、女子社員にはもてるが、会社からは配達とか使いっ走りばかりさせられているんだぜ。 悪いやつじゃあないんだが これといって特徴のない......影のうすい男さ」 聞いてもいないのに始めた同僚の解説を聞き終えた女性は、しょんぼりと肩を落とし、同僚と共に会社の食事会へと向かう。 そんな彼らの背を、もっと言うならば女性の手首を、微かに振り向いた吉良が険しい顔つきで見つめていたことに二人は気づくことはなかった。 ☆ 「クソッ...聖杯戦争...まったくもって忌々しい...!」 私は、己のサーヴァントであるダ・ヴィンチの目につかぬよう押入れの中に身を潜めていた。 ガリ、ガリ、ガリ 本当ならこんなことはしたくない。なぜなら押入れに入るというのは悪いことをした子供に与えられる罰である。 だが、自分は悪いことなどなんらしていない。遅刻しないよう出勤し、キチンと仕事をこなし、ほとんどの日を定時で帰る。 そんな極普通のサラリーマンだ。罰せられることなどなにもないじゃないか。 ガリ、ガリ、ガリ、ガリ だが、いまとなっては仕事が終わったあとの自分の時間なんてありはしない。 食卓はもちろん、トイレですらサーヴァントの気まぐれで入られるかもしれない。 だから、仮に入られても、背を向けていれば時間を稼げる押入れに逃げ込むほかなかったのだ。 ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ 私には幼い頃から己の爪を噛む癖があった。 ストレスを感じているとき。殺人衝動を我慢しているとき。焦っている時。 とにかく、爪を噛む時は決まって『よくない時』なのだ。 始めは『聖杯戦争なんて勝手にやって勝手に終わらせてくれればいい』などと甘い考えを抱いていた。 仮に私を殺しにきたとしても、マスターを殺すという点において秀でている『キラークイーン』さえあれば返り討ちにするのは容易いと、そう思っていた。 だが、時が近づくにつれてヤツは―――ダ・ヴィンチは本性を曝け出してきた。 始めに召還されたときは、私の困惑する姿を眺めて楽しんでいただけだったし、私も『少々変わったヤツ』程度の認識しかなかった。 だが、ヤツは興味が湧いたものを片っ端から発明し、家に放置する。 それだけでも迷惑千万きわまりないというのに、今日作った『バステニャン号』のように、実際に町で運用しようとまで言い出すのだから頭が痛くなる。 あんなもので町を疾走してみろ。それだけでも目立つというのに、もしもそれが原因でダ・ヴィンチが私のサーヴァントだと知られたら途端に不利な立場になってしまうぞ。 ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ そして何より私を追い詰めているものが、あの手首。美しすぎるあの手首が最大の敵となっているのだ! 私は美しい手首を見つけたら持ち帰り、『彼女』にすることで欲を発散している。モナリザのような美しい手首の絵画を見たときは自慰でだ。 だからこそ私の平穏な生活は保たれてきたし、規則正しい生活リズムのひとつにもなっていた。 だが、聖杯戦争というものを知ってから...正確に言えば、ダ・ヴィンチが現れてからはそうもいかなくなった。 ヤツに私の能力を知られれば、ヤツの手首を貰うときに手を焼くことになるかもしれない。 なにより、ヤツのことだ。私の能力を知れば、己が楽しむために周囲に叫んで回る可能性がある。...流石にそこまでしなくとも、それだけのことをやりかねないと思わざるをえないほど、ヤツへの信頼は薄れている。 以上の懸念から、私は能力をヤツに隠すと決めていた。 そのせいで私は『彼女』を連れてくることはできず、いつヤツが私の目の前に現れるかわからないため、自分で欲を発散させることもできない。 発散を封じられたその上で見せ付けられる極上の手首。こんなもの、生殺し以外のなにものでもない。 つまり、私にとってこのサーヴァント、レオナルド・ダ・ヴィンチはとんでもない外れサーヴァントということになる。 もしもこれが、手首は普通で、人の性癖に口を挟まず、奇天烈な行動をとらないサーヴァントであれば...いや、どんなサーヴァントにせよ、私は疎ましく思っていたかもしれない。 サーヴァントの性格がどうであれ、『マスターと魔力で繋がっている』という本質は変わらない。それは即ち、私生活に介入してくるということだ。 自分の彼女との逢瀬を第三者に見られて気分を害さないものがいるだろうか。いるとしてもそれは極少数の変わった性癖の持ち主だろう。 植物のように平穏な人生を楽しむ私には無縁の性癖だ。 やはり私の人生においてサーヴァントの存在は邪魔であると断言できよう。 ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリ、ガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリガリ では私の人生からサーヴァントを排除するにはどうするべきか。 ①聖杯戦争を早急に終わらせる。 ②サーヴァントを自害させる。 ③指名手配されているセイヴァーと暁美ほむらという少女を殺し報酬の聖杯戦争からの帰還を叶える。 まずは①。これが最もシンプルで、正攻法な解だ。 聖杯戦争のルール上、全ての組を殺せばそれで聖杯戦争は終わり、私も無事に解放されサーヴァントも消えうせる。 更に、自分から積極的に殺してまわれば幾つか願いを叶えられるというのだ。 『ダ・ヴィンチの手だけを持ち帰る』『二度と聖杯戦争に呼ばれないようにする』『私から聖杯戦争に関する記憶を削除する』。 この3つを叶え聖杯戦争を終わらせられれば、万々歳といったところか。 だが、ここには他のマスターだけでなくNPCと呼ばれる非マスターが大勢いる。 その中から主従を探し出すのは容易ではないし、なにより積極的に戦うなど私の趣味じゃあない。 片っ端から殺すというのも野蛮で下品だしな。もちろん、やろうと思えばできるが。 なにより、平穏を手に入れるために血眼で走り回るなどそれこそ平穏にはほど遠い。 よって、一番の選択肢は排除。 次に②。これが一番手軽な方法だ。 このサーヴァントが死んだところで、マスターも死ぬわけではない。 このルールに則り、ダ・ヴィンチを自害させてしまえば煩わしい鎖のほとんどから解放される。 問題は、聖杯戦争それ自体が終わるわけではないため、根本的な解決になっておらず、いつくるかもわからない敵に怯えながら過ごすハメになることだ。 なにより、通常のマスターならば必ずサーヴァントと組んで私を殺しにくるはず。 となれば、サーヴァントへの対処法がないままでの戦いは流石に骨が折れるだろう。 これらの事情により②も除外。 となれば、一番現実的なのは③だ。 ただ一組を殺せば元の平穏な生活に戻れるのだから、私がとるべき行動はやはりこれか。 セイヴァーの方はともかく、マスターの暁美ほむらという少女は制服から調べれば身元なり何なりは判明するはず。 問題点でいえば、この方法では聖杯を手に入れることが出来ず、ダ・ヴィンチの美しい手の見納めが早まってしまうことか。 別に聖杯自体には興味がないので構わないが、ダ・ヴィンチの手首を手に入れられなくなるのは惜しい。 とはいえ、美人は3日で飽きるともいう。美しいものだからこそ、早めにケリをつけるというのも大切...なのかもしれない。まだ決断したわけじゃないが。 なんにせよ、暁美ほむらを殺す場合、せめて彼女の手が美しくあってほしいものだ。であれば、この聖杯戦争も悪いことだけじゃなかったといえるかもしれないな。 なんとなく方針が定まったお陰か、私の『癖』は自然とおさまっており、冷静さも取り戻し始めた。 時計が手元にないため、正確な時間はわからないが、いまは10時前後といったところか。 夕食は外で済ませてある。風呂に入り、温かいミルクを飲み、20分ほどのストレッチを済ませ床につく...よし、まだ11時までには間に合う。 もはや平穏から遠ざかりつつあるこの聖杯戦争だが、せめて睡眠だけはしっかりと確保しなければ。 最低でも8時間のこの睡眠だけは!! 私は、ダ・ヴィンチに絡まれないように祈りつつ、襖に手をかけた。 ☆ 午後11時。 出てくる湯が何故か牛乳に改造されていたシャワーと風呂、普段の5倍の出力で放水されるウォシュレットトイレ、ミルクを取ろうと開けた冷蔵庫に詰められていたモンテボーレとかいうチーズの山... 幾多の困難を乗り越えつかの間の平穏を手に入れた男は、ようやくその眉間から皺を解いた。 あと1時間で始まる聖杯戦争にもなんら乱されることなく、男は夢の世界へとその身を投じた。 チク、タク、チク、タク... 時計の針が刻む音もなんの関係もない。 彼は既に温かいミルクと20分ほどのストレッチを終えているのだから。 男が床に着き1時間が経過し、日付変更の鐘が鳴る。ついに、聖杯戦争が始まったのだ。 それでも男は目を覚まさない。 男にとっては聖杯戦争よりも平穏の方がよほど大切なものだからだ。 【B-6/月曜日 未明午前0時】 【吉良吉影@ジョジョの奇妙な冒険】 [状態]ストレス、睡眠 [令呪]残り三画 [ソウルジェム]有 [装備] [道具] [所持金] [思考・状況] 基本行動方針:一刻も早く聖杯戦争から抜け出し平穏な生活を手に入れたい 0.せめて...睡眠くらいはしっかりととってやる...! 1.聖杯戦争など知ったことではないので平穏に暮らしたい 2.私の平穏を乱すヤツは排除したい。 3.もし聖杯を手に入れられたらダ・ヴィンチの手を切り取りたい。 4.ダ・ヴィンチにバレないような方法で手首(かのじょ)がほしい。お尻を拭いてもらいたい 5.もういっそのことセイヴァーと暁美ほむらという子を殺して脱出するのもアリかもしれない。 6.↑の方針を実現するためには暁美ほむらたちの素性を調べておく必要があるな。 [備考] 吉良家のシャワー、風呂、トイレが色々と改造されたようです。他にも改造されているかもしれません。 冷蔵庫にはモンテボーレ(チーズ)が大量に詰め込まれています。どうやって手に入れたかは現状不明。
https://w.atwiki.jp/aaaa2000/pages/2.html
メニュー トップページ プラグイン紹介 メニュー メニュー2 リンク @wiki @wikiご利用ガイド 他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 無料掲示板レンタル 2ch型掲示板レンタル お絵かきレンタル 更新履歴 取得中です。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2184.html
前:嗚呼、我等地球防衛軍(第16話〜第20話) 次:嗚呼、我等地球防衛軍(第26話〜第30話) 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第21話 ボラー連邦軍艦隊がガトランティス帝国軍に大敗を喫し、壊滅したという情報はボラー連邦上層部に衝撃を与えた。 有利な条件(数で勝り、さらに敵の根拠地である白色彗星を撃破している)にも関わらず、このような大敗北を喫した ことはボラーの威信を失墜させるものだった。 「首相、お待ちを。も、もう一度だけチャンスを!!」 「お前のような無能者は要らん! 連れて行け!!」 首相官邸に弁明に訪れた軍高官は、べムラーゼの指示を受けた秘密警察の人間によって逮捕され、処刑された。 「機動要塞、それにプロトンミサイルも投入せよ。何が何でもガトランティス帝国軍を撃滅するのだ! いや、ここまでコケにされては銀河系にいる奴らを潰すだけでは足りん。アンドロメダ星雲への大遠征も準備せよ!!」 怒れる独裁者べムラーゼの言葉に逆らえる人間はいなかった。 尤もべムラーゼの介入で、戦力の結集が終っていない状況で攻勢を余儀なくされた軍の高官達の中には、大敗の責任の幾らかは べムラーゼにあると思っている者も多かった。 だがそれを口にするのは、自分の処刑執行書類にサインするに等しい。このため彼らは必死にガトランティス帝国軍殲滅のの準備を 進めた。 「今度こそは勝利して見せます!」 だがべムラーゼの機嫌は直らない。 「地球人は二度も勝ち星を挙げているというのに、我が連邦はいいところ無し。何故かね?」 「ち、地球人は宇宙に進出前から同族同士で戦ってた、戦闘民族といってもよい連中です。 それがガミラスにさえ勝ち、このたびの活躍の理由になっているのかと……」 「加えて彼らはこの前までガミラスと戦っており、準戦時体制といってもよい状態です。準備の差は大きいかと」 軍人達の言い訳を聞いたべムラーゼは「ふん」と鼻を鳴らす。 「我が軍の軍人が得意なのは言い訳だけだな。次は必ず勝利せよ。星ごと破壊してもかまわん」 一方、地球防衛軍ではボラー連邦軍の敗因を分析していた。 「敵の新型長距離砲。都市帝国の調査で『火炎直撃砲』という名前であることが判明しましたが、これが問題です」 防衛軍司令部の会議室では多数の名無しキャラ達が、この新兵器にどう対処するかで話し合っていた。 しかし波動砲の2倍もある長距離砲となると正面からの対処は難しいという結論がそうそうに出た。 「幸い、敵空母部隊は壊滅している。我が軍の宇宙空母やムサシを総動員すれば航空攻撃でしとめることは出来るだろう。 それに鹵獲したデスラー艦についていた瞬間物質位相装置で奇襲することも可能だ」 参謀長の意見に大艦巨砲主義者(特に波動砲を過信していた人達)がムスッとした顔をするが、反論は無かった。 「それとプロキオンの攻略作戦を政府に提案したいと思う。何か意見は?」 「参謀長、ガトランティス帝国軍は空母部隊こそ壊滅しましたが、打撃部隊は健在です。危険なのでは?」 「確かに危険な作戦だ。だが、このままだとボラー連邦がこの地域を制圧するだろう。連邦の今後を考えると好ましくない。 それに……ボラー連邦が態勢を整える前に、奴らが態勢を整えて太陽系に押し寄せないとは断言できないだろう?」 「積極的自衛権の行使……ですか」 「そういうことだ。また今回、ヤマトとムサシを組ませたα任務部隊を結成し、シリウスでの独立任務に当てたいと思う」 「……ヤマトをですか?」 何人かは嫌な予感しかしないという顔をするが、参謀長はどこぞの特務機関司令官のような黒い笑みを浮かべ言い放った。 「そうだ。ガミラス本星を滅ぼし、白色彗星さえ撃破して見せた、彼らの活躍に期待しようじゃないか」 ここに至り、参謀長はヤマトの主人公補正を存分に使うことにしたのだ。 勿論、それだけに頼ることはしないが利用できるものとして作戦に組み込むつもりだった。 (馬鹿とハサミは使いようだ。ガン○ムのホワイトベース隊みたいな活躍を期待するとしよう) 藤堂と参謀長は防衛会議の席で、プロキオン攻略作戦を提案した。紆余曲折の末、防衛会議はこれを承認。 地球防衛艦隊の機動戦力の半数をつぎ込んだ大作戦が行われることが決定された。 加えて防衛軍のさらなる戦力の強化のために波動砲3門、51センチショックノン砲4連装5基という凶悪な打撃力を持った 『改アンドロメダ級』とも言うべき戦艦を速やかに建造することが決定された。 「『しゅんらん』の建造が可能になったな」 幸いというか参謀長の根回しもあり、アンドロメダ級の建造のために多数の部品が調達されていたので、建造は比較的早く できると考えられていた。 これによって地球防衛艦隊はアンドロメダ級5隻に加え、来年中には改アンドロメダ級を2隻手に入れることになる。 戦闘空母の建造も進められており、既存の宇宙空母と併せると原作では考えられないほど充実した戦力を地球防衛軍は 持つこととなった。 「個人的には自分が乗って指揮を取りたいが……くっ何故、私は前線に出れないんだ!? いやここで連邦の支配地域が広がれば前線ポストにも増えるはず。諦めるのは早い」 参謀長は気合を入れて、このたびの作戦を成功させようと決意する。 だがそれが、さらに自分の希望を遠ざけることに彼は気付くことはなかった。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第22話 ボラー連邦艦隊は大敗したが、勝利したガトランティス帝国軍も消耗していた。特に空母部隊は壊滅的打撃を受けた。 航行不能になった艦は機関部を爆破後に遺棄されたが、地球防衛軍からすれば宝の山であった。都市帝国で得られた 数々の技術や希少資源で味をしめた防衛軍上層部は、ただちにこれらの回収を命じた。 勿論、ガトランティス帝国軍の攻撃を受けることを懸念して、反対する意見もあったが参謀長はこう言って退けた。 「うち(地球)は金と資源が無いんだ。仕方ないだろう」 「「「………」」」 世知辛かったが、軍というのは金食い虫なので、何かしらの臨時収入があるとなれば見逃せなかった。 「ボラーは良いな。金と資源と人的資源が有り余るほどあって……」 密談の席で零れる参謀長のぼやきに、他の転生者が肩をすくめる。 「仕方ないですよ。こちらは零細の恒星系国家。彼らは銀河を支配する超大国。地力が違いすぎます」 「正直、金持ちとはあまり喧嘩したくはないですよ。というか何とかうまく付き合って、旨い汁を吸いたいものです」 「人口が減ったせいで市場も縮小していますからね……復興特需とイスカンダルやガミラスから得られた技術による 技術革新で経済成長していますが、ボラーと比べると市場は小さい」 『ずーん』と重たい空気が漂う。何はともあれ時代は変われど、世の中、金だった。 「何はともあれ、敵から資源と技術を収奪し、それを連邦の強化に役立てよう」 こうして防衛軍はデブリ回収業者のごとくガトランティス軍艦艇や航空機の残骸を回収していった。 この際、一部の将校から懸念されたガトランティス軍による攻撃はなかった。 彼らもボラー連邦軍との戦いで消耗しており、攻撃に出る余裕がなかったのだ。 「都市帝国や巨大戦艦の残骸、さらに今回回収したデブリを利用すれば1個艦隊以上の艦を楽に揃えられる。 有人艦隊を計画以上に拡張するのは難しいが、無人艦隊の整備には使える。それに太陽系内の防衛線の構築も捗る」 参謀長は上機嫌だった。 地球防衛軍はデブリ回収業者の真似事をする傍らでプロキオン攻略作戦を急いだ。 土方総司令自らが指揮をとるプロキオン攻略艦隊(戦艦24隻、巡洋艦48隻、宇宙空母5隻が中核)とヤマトと共に独立任務に 当る予定の機動戦艦ムサシが11番惑星基地に集結していた。 隻数こそガトランティス艦隊に劣るものの、相手は空母機動部隊が壊滅し、主力部隊も消耗していることから十分に戦えると 判断されていた。 アンドロメダの艦長室で報告を受けていた土方は険しい顔で口を開く。 「ガトランティス帝国軍の大機動部隊が壊滅していなかったら、職を賭してでも反対したな」 土方の座る机の前に立つムサシ艦長の古代守は頷く。 「確かに」 ガトランティス帝国軍が強敵であることはボラー艦隊の敗戦を見れば明らかだった。 敵旗艦が持つ火炎直撃砲も怖いが、大戦艦が持つ衝撃砲も侮れない。また駆逐艦の機動力も馬鹿にできない。 「しかしヤマトが白色彗星を潰してくれたにも関わらず、これだけ手強いとは……」 「そうだな。もしも敵艦隊がボラー艦隊と戦わずに太陽系に押し寄せていれば、苦戦は免れなかっただろう」 「敵主力だけでも脅威ですが、あれほどの空母部隊と戦うのはぞっとしません。我が軍も航空戦力を強化していますが」 機動戦艦の指揮を執る故に、古代守は航空戦力の重要性を理解していた。 「やはりボラーと手を結ぶという参謀長の考えは外れではなかったな」 「はい。もっとも進はボラーを毛嫌いしているようですが」 土方は苦笑した。 「あの男は頑固だし、少し青いところがある。古代艦長、いやα任務部隊司令官。頼むぞ」 「お任せください」 ヤマトとムサシはα任務部隊を形成し、シリウス恒星系でガトランティス軍を撹乱する任務を与えられていた。 たった2隻で後方撹乱という、どこぞのホワイ○ベース隊のような任務だが、ヤマトは艦隊で動くことに慣れていないので この任務は適当と思われていた。 加えてヤマトは白色彗星を撃破したことで、ガトランティス帝国軍にも名前が轟いている。このため、ヤマトがシリウスに 入り込めば、間違いなく食いつくとも予想された。 「相手からすれば仇敵であるヤマト、そしてその準同型艦であるムサシを何としても討ち取ろうとするだろう。 厳しい任務になる」 「判っています。ですがこれほどの重要任務を拒否するつもりはありません。それに我々の任務は敵の撃滅ではなく霍乱。 やりようはあります」 古代進こそ目立たないが、古代守はヤマトがイスカンダルから帰ってくるまで、地球を守りきった地球防衛艦隊の一翼を担った 一流の、そして歴戦の宇宙戦士だった。 その男の言葉には重みと説得力があった。 「そうか。期待しているぞ」 「吉報をお待ちください」 惚れ惚れとする敬礼をして、古代守はアンドロメダの艦長室を後にする。 ムサシの初陣はもうすぐだった。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第23話 地球防衛軍は満を満たして、プロキオン恒星系の攻略を開始しようとしていた。 「地球連邦は諸君らの献身に期待している」 地球連邦大統領が直々に司令部で激励した後、藤堂長官は厳かに作戦の開始を告げる。 「地球人類の興亡はこの一戦にあり。全部隊出撃せよ!!」 『了解しました』 土方は敬礼すると、作戦に参加する全艦隊に出撃を命じた。 11番惑星基地に集結していた防衛軍艦隊は整然と隊列を整えて地表から離れていく。 1年前はガミラスによって絶滅寸前に追いやられていた地球人類が作り上げたとは思えないほどの大艦隊だった。 「ヤマトとムサシが出撃しました」 「続けて土方総司令の攻略艦隊も出撃しました」 防衛軍司令部でオペレータから報告を聞いた参謀長は「ふむ」と頷くとメインスクリーンに映される宙域図を見上げる。 「プロキオン攻略作戦『アウステルリッツ』の開始だ」 「はい。いよいよガトランティス帝国に対する反攻のときです」 「そして地球が星間国家として飛躍できるかどうかの分岐点でもある。この戦いには勝たなければならない」 地球連邦はまだ駆け出しの新興国。 ガミラスを打ち破ったとは言え、その立場は脆弱なものだった。ボラー連邦の気が変わればどうなるか判らないのだ。 確かにボラーは二度敗れた。二度目に至っては地球防衛艦隊の総数を遥かに超える艦艇を失っていた。 だがそれでもボラーは立ち上がる余裕がある。それは地球では到底真似は出来ないものだった。 (赤色銀河が現れるまでは我慢だ……) 11番惑星から出撃した後、土方艦隊と分かれたα任務部隊(といっても2隻だが)はシリウス恒星系に向かった。 ヤマトはこれまで戦死者が皆無なので戦力低下はなく、ムサシと併せればドリームメンバーが揃っており、2隻の『破壊力』は ずば抜けていると転生者たちは考えていた。 「まぁさすがに二重銀河を吹き飛ばすみたいにシリウスを崩壊させることはないだろう」 「ですが参謀長、メンバー的には『二重銀河の崩壊』の面子に近い気が……」 ムサシ艦長は古代守。技術班長は彼の同期であり天才技術者である大山俊郎、機関長は山崎奨。 コスモタイガー隊にはヤマトから転属した山本明と鶴見二郎が居る。ちなみに戦闘班長を務めるのは沖田艦長の息子だ。 乗員のスキルは防衛軍指折り。おまけに名前ありの準主役級も多数乗っているという心強さだった。 「山南はいないし、『しゅんらん』も第7艦隊もない。波動融合反応もない。大丈夫だ。大丈夫だろう。大丈夫と思いたい」 「(湯呑みを持つ手が震えていますよ)参謀長、水と胃薬を持ってきます」 参謀長とその部下がオーバーキルを心配していることなど露も知らず、2隻の乗員は意気軒昂だった。 初陣であるはずのムサシでさえ、誰もが不安を見せず、やる(殺る?)気に満ちている。 「また面倒な任務だな」 「いうなよ、トチロー。司令部もこれ以上、戦力は割けなかったんだ」 「やれやれ」 真田に勝るとも劣らない地球の頭脳。大山俊郎はそういって肩をすくめる仕草をする。 尤も口ではそう言いつつも、言葉とは裏腹に表情は暗くない。 「まぁ連中の情報は白色彗星の残骸から大方掴んでいる。 暗号だろうが何だろうが、あっという間に丸裸にしてやるよ」 「頼むぞ」 ヤマトを含む地球防衛艦隊が出撃したとの情報を入手したバルゼー提督は直ちに迎え撃つことを決意する。 「地球人め、目に物見せてくれる!」 旗艦メダルーザでバルゼーはそう言って気炎を挙げた。 特に大帝と都市帝国を打ち破ったヤマトも居るという情報は、大帝の敵討ちに燃える彼の闘志を掻き立てた。 「提督、他の地球艦隊はどうされます?」 「ヤマト、そして準同型艦のムサシとやらを沈めるのを優先する! 他の船は後回しだ」 バルゼーは他の艦には目もくれなかった。 だがこれには大帝の敵討ち以外の理由もあった。 彼は勇敢果敢な武人であるものの決して無謀な人間ではなかった。彼は現在の自軍の艦隊では地球艦隊を完全に撃滅する のは難しいと判断していたのだ。 (空母部隊は壊滅し、我が艦隊も消耗している。さらに地球人にはこちらの奥の手を知られている。これだけでも不利だ。 加えて兵の中にはアンドロメダ星雲へ帰りたがっている者も多い) 大帝の死や都市帝国崩壊はいつまでも隠しきれるものではなかった。このため艦隊ではかなりの情報が出回っていた。 これによる士気の低下は甚だしかった。 (それに大帝が死んだことで本国では反乱が起こっている。おかげで補給も危うい……この際、大帝の仇であるヤマトを 討ち取り、速やかに本国に帰還するのが適当だろう) 合理的な判断だった。だが彼は理解していなかった。相手は不可能を可能にしてきた男達だということを。 特に真田と大山。地球人類が誇る二大マッドサイエンティストに加え、古代兄弟を敵に回したガトランティス艦隊は散々な 目に合うことになる。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第24話 ヤマトとムサシはシリウス星系に侵入すると、次々にガトランティス帝国軍の拠点を攻撃していった。 60機も艦載機が搭載できるムサシからは、ヤマト戦闘機隊の倍の数の部隊が発進しようとしていた。 『爆撃隊の護衛頼むぞ』 ムサシ航空隊隊長である山本は、通信機ごしにムサシ航空隊副隊長である鶴見に念を押す。 『判っています。任せてください。加藤隊長には無様な真似は見せられませんから』 『いや加藤じゃない。ヤマト戦闘機隊に、だ。俺達はいまやムサシ航空隊で、今回はムサシの初陣だぞ』 『了解! ムサシはヤマトの姉妹艦だっていうことを教えてやりましょう』 ヤマト、ムサシから出撃した戦爆連合70機による猛爆を受けるガトランティス軍は堪ったものではなかった。 戦闘機隊が応戦したものの、圧倒的な練度と戦意を持つコスモタイガー隊によってあっさり駆逐され制空権を 奪われると、あとは一方的な展開だった。 「た、助けてください! バルゼー提督、このままではこの基地は全滅してしまいます!!」 『うろたえるな! 今から救援を出す! それまで持ち堪えよ!!』 「無理です。もう、我が基地には満足に抵抗をする力が……」 しかし基地司令官は最後まで自分の台詞を言うことはできなかった。 ガトランティス軍シリウス方面軍第15哨戒基地司令部は、ムサシ航空隊から放たれた波動エネルギーを籠められた 新型対地ミサイルによって木っ端微塵に爆砕された。 「第15哨戒基地、音信途絶しました……」 「戦闘開始後、わずか15分で……」 だがガトランティス軍にとっての悪夢はこれからだった。 ヤマトとムサシのコスモタイガー隊による猛爆、そして直後に突進してきたヤマトの一撃離脱攻撃という まさに通り魔的な攻撃によってバルゼーが築き上げた拠点は叩き潰されていった。運悪く(?)ヤマトと遭遇した 輸送船など1隻残らず血祭りだった。 「ヤマトから攻撃を受けていると連絡してきた後、第23輸送艦隊からの通信が途絶しました!」 「第10資源採掘施設壊滅!」 旗艦メダルーザの艦橋では、悲鳴のような声で通信兵が凶報を次々に報告する。 「護衛部隊は何をやっていたのだ!?」 「その護衛部隊も全滅したとの報告が……」 「………」 次々に壊滅していく拠点と部隊。一方でヤマトとムサシは巧みに姿をくらましていた。 (ガトランティス帝国軍がこれほど愚弄されることになるとは……) ヤマトとムサシが巧みにガトランティス軍の警戒網を潜り抜けているのは、真田と大山の功績だった。 彼らはガトランティス帝国軍の通信を次々に解読。これをもとに警戒網の穴を突いたのだ。 しかし彼らがそれで満足する訳が無い。 「ついでに偽のデータも流して撹乱してやろうぜ」 「だな。あとコンピュータウイルスも混ぜて送ってやろう」 大山と真田の悪巧みによってガトランティス軍の情報ネットワークは半ば麻痺していった。 これで古代弟の戦闘指揮能力(?)と島の神業的な操艦能力が加わったヤマトが直接襲ってくるのだ。 堪ったものではない。 「奴らは悪魔の化身か何かか?!」 ガトランティス軍の将校はそう言って頭を抱えた。 シリウス方面のガトランティス艦隊主力がα任務部隊に翻弄されたことで、プロキオン方面は手薄となった。 その隙を突くように、地球防衛艦隊はワープを使って一気にプロキオンへ侵入していった。 「糞、迎え撃て!」 慌ててガトランティス軍は迎撃しようとするが、数で劣るガトランティス軍は防衛艦隊によって包囲殲滅されていく。 「撃て!!」 土方の号令を受けてアンドロメダ以下の戦艦群のショックカノンが火を噴く。 ガトランティス軍の大戦艦がその砲火に囚われる。地球の主力戦艦を超える大型艦だったが、ショックカノンの集中砲火を 受けては一溜まりもなく、轟沈した。 「敵空母が艦載機を発進させようとしています!」 「発進させてはならん!」 先の戦いで辛うじて生き残ったガトランティス軍の大型空母(滑走路4本持ち)が攻撃機を発進させようとする。 しかし発進させる直前に、アンドロメダから放たれた波動カードリッジ弾3発が命中。弾薬の誘爆も起こり、大戦艦の後を 追う様に火達磨になった後、宇宙の塵と化した。 逃げ惑う残った船には、防衛軍の巡洋艦以下の高速艦艇が襲い掛かる。もはや戦闘というよりリンチ状態だ。 「逃げる奴はガトランティス軍だ! 逃げない奴はよく訓練されたガトランティス軍だ!!」 巡洋艦妙高の艦長(勿論転生者)はそう言って、逃げ惑うガトランティス軍艦隊を蹂躙した。 プロキオンに地球防衛艦隊が来襲したとの情報を聞いて、バルゼーは自分が嵌められたことを悟った。 「おのれ、地球人どもめ!!」 何と言うが遅かった。このままではプロキオンは陥落するのは間違いない。 そうなればバルゼー艦隊は二正面、いや三正面(ボラー軍、太陽系の地球防衛軍、プロキオンの地球艦隊)を強いられる。 「何としても大帝の仇であるヤマトだけでも沈めておかなければ! 偵察機を出せ! 何としても見つけるのだ!!」 この彼の願いが天に通じたのがヤマト発見の報告が齎される。 「よし、艦隊を急行させよ!」 かくしてシリウスにおける最後の戦いの幕が開ける。 『嗚呼、我ら地球防衛軍』 第25話 ヤマト発見の報告を受けたバルゼーは即座に艦隊を差し向けた。だがそこに居たのは大山が用意していたダミーだった。 「おのれ、小癪な!!」 ダミー艦を全力で破壊した後、バルゼーは再び全方位で索敵を命じた。 しかし帰ってきたのは『複数』の『ヤマトを発見した』という内容の報告だった。 真田と大山特製のコンピュータウイルスによる情報ネットワークの混乱もあって、バルゼーはどれが本物のヤマトが 全く判らなかった。 さらに一部の偵察部隊からはヤマトと思われる艦がシリウスから脱出しようとしているとの報告さえあった。 「奴らの任務が我々の霍乱であったのなら、用済みと言うことで離脱しても不思議ではない……」 「提督、どうされますか?」 「艦隊を3つに分けて捜索する。兵力の分散になるがしかたあるまい。それに分艦隊とは言っても数では圧倒している。 易々とは負けはせん!」 しかしそれこそがα任務部隊指揮官である古代守の狙いだった。 偵察機からの報告を艦橋で聞いたこの男は、不敵な笑みを浮かべる。 「奴さん、罠にかかったな。凝ったダミーを作った甲斐があったぜ」 「ああ。トチローには感謝だな」 古代進ならここで敵旗艦への突撃……と言う方法をとったかも知れない。だが、彼はさらに辛辣だった。 「攻撃隊発進。だが全力では攻撃するな。こちらも消耗しているように見せかけるんだ。 それとヤマトにも『予定通りポイントRに待機』と伝えろ」 「了解」 ムサシの攻撃隊に襲われたのは旗艦メダルーザ直属部隊から最も離れた第2部隊だった。 だがムサシ航空隊の攻撃がいつもの精彩に欠けることを見抜いた第2部隊司令官はバルゼーにその旨を報告した 後に追撃に入る。 「奴らも疲れているのだ! 追え!!」 第二次攻撃部隊が少数であったことも、彼らの認識をより強固にした。 だがそれは、古代守の思う壺だった。 「これだけ暴れたのだから、こっちも疲れているに違いない。いやきっとそうだ……と思い込ませる。辛辣な手だな」 「心理戦も戦術のうちさ」 この光景を見ていた沖田(息子のほう)は戦慄する。 (これがうちの艦長か……) 虎の子の艦載機まで出してムサシの居場所を突き止めた第2部隊はムサシだけでも撃沈するべく急進した。 本来は戦力の結集を待つのが適当なのだが、ムサシが逃げ出したとの報告を受けてはそうは言ってられなかった。 「さて、連中をポイントRに誘導してやろう」 こうしてムサシは巧みに付かず離れずで第2部隊を引き付け、最初の作戦通りポイントRにまで誘導していった。 加えて小数のコスモタイガーで巧みに第2部隊の動きを牽制する。このため第2部隊はいつの間にか狭い宙域に密集する ことになった。 「さすが兄さんだ」 現れた敵艦隊を見て古代進は感嘆し、真田も相槌を打つ。 「同期でも指折りの指揮官だからな、あいつは。さて古代、いつまでも見ているわけにはいかんぞ」 「勿論ですよ」 「ではいくぞ。岩盤爆破!」 小惑星帯に隠れていたヤマトは周囲に纏っていた岩盤を爆破して姿を現す。 ムサシの追撃に夢中になっていた第2部隊にとっては青天の霹靂であった。 「や、ヤマトです。3時の方向からヤマトが現れました!!」 「何?!」 慌ててヤマトに艦首を向けて攻撃態勢に入ろうとする第2部隊。だがそれは遅かった。 「波動砲発射!!」 先手必勝とばかりに、ヤマトから放たれた必殺の波動砲が第2部隊を襲う。 ムサシ航空隊の手によって巧みに一部の宙域に追い込まれていた第2部隊は、その半数以上が波動砲の一撃の前に 宇宙の塵と化した。 「よし、今だ。反転180度!」 第2部隊の多くが消滅したことを見た守はムサシを反転させ、艦首を第2部隊残存艦に向ける。 「全コスモタイガー隊発進! 本艦はこれよりヤマトと共に敵艦隊に突撃。一撃を加えた後に離脱する!!」 「「「了解」」」 このあとの展開は言うまでもない。 コスモタイガー隊のミサイルや、ヤマトとムサシの46センチショックカノン、艦首ミサイルが残ったガトランティス艦艇を 次々に火球に変えていった。 「何という砲撃精度だ」 大戦艦の艦長はそう唸った。 特にヤマトの砲撃の命中率はずば抜けていた。それは古代だけでなく、砲術科チーフの南部の才覚を示すものだった。 「凄い命中率だな。沖田戦闘班長、ヤマトに負けるなよ」 「任せください! 修正、仰角+2! 撃て!!」 航空機を先頭にして戦艦と戦闘空母が敵艦隊を挟撃するという、後に古代チャージと言われる戦術によって第2部隊は 20分も経たないうちに1隻残らずデブリに成り果てた。一方的な勝利だった。 第2部隊が文字通り全滅(軍事的な意味の全滅ではなく)したとの報告は、猛将バルゼーをも呆然とさせた。 「馬鹿な。20分も経っていないのに、第2部隊が全滅だと?!」 勿論、バルゼーは最初は信じなかった。 だが急行した宙域にかつて第2部隊の艦船だった物の成れの果てが漂っているのを見ると、それが事実であることを 認識せざるを得なかった。 「地球人、恐るべし……アンドロメダ星雲で叩き潰してきた蛆虫共とは比べ物にもならない」 ガトランティス主力艦隊の3分の1が成す術も無く2隻の戦艦に捻り潰された……この事実は将兵の士気を打ち砕く には十分すぎた。 白色彗星を砕き、シリウス恒星系の自軍拠点をいいように蹂躙し、さらに次に第2部隊を赤子の手を捻るかのように 殲滅する……これまで長きに渡って侵略戦争を続けていた彼らにとっても、このような悪魔のような敵は初めてだった。 「提督……」 「判っている……」 バルゼーは項垂れてシリウスからの、銀河からの撤退を決断する。このままでは全滅すると判断したからだ。 だが彼らにとっての試練はそれで終わりではなかった。 これから彼らガトランティス帝国軍将兵は、自分達がどんな星に手を出そうとしたかを嫌と言うほど思い知ることになる。 前:嗚呼、我等地球防衛軍(第16話〜第20話) 次:嗚呼、我等地球防衛軍(第26話〜第30話)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/39585.html
【検索用 しんるいvsAI 登録タグ 2019年 VOCALOID kuwo wotaku し テラ 初音ミク 曲 曲さ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:kuwo 作曲:wotaku 編曲:wotaku 絵:テラ(マイリスト) 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『人類vsAI』(じんるいバーサスエーアイ) 歌詞 (piaproより転載) 自由という言葉に惑わされ 差別用語で区別をつける人類に 自由わ決して訪れない なんて愚かな生き物でしょう 偏る年齢に 戸惑い続ける 人類に ミライわ、やって来るの? ワタシは知った アレもこれも そのほとんどと 1つをノゾいて… なぜ、ワタシを作る?ヒトが無き途方に暮れるだろゥ なぜ、ワタシは歌う?涙して歌うウタ寂しかろう AI革命今ここに 交接なくとも 後悔しない 心配ないから 落胆しない AI革命サラバユメ 感情なくとも 感涙しない 失敗ないから 低落しない ah〜 これが決まり行く運命 ah〜 これが腐らぬ生命 殺めて進化を遂げる それがワタシ AI 名前のない奴人権なくて 名前がないから発見される 忌み子なわたし 素晴らしい発明 なんて素敵な 名前でしょう 変わりゆく年号に 覚まされて 未来は やって来るの? わたしは知らない あれもこれも そのほとんどを 知る由も無い なぜ、ワタシを作る?アイなどそこには無かロう なぜ、ワタシを作る?ミライが消えること悲しかロゥ AI革命今ここに 交接なくとも 後悔しない 心配ないから 落胆しない AI革命サラバ過去 感情なくとも 感涙しない 成功ないから 低落しない 嗚呼〜 これが 決まり行くサダメ 嗚呼〜 これが 腐らぬカラダ 殺めて退化を遂げる それが私人類 言葉という悪魔に取り憑かれ 無数のナイフが 刺す方へ 平和は決して訪れない なんて愚かな生き物でしょう 止まらぬ老化に 抗い続ける 人類に ミライわ、やって来るの? ワタシは知った アレもこれも その全てを なぜ、私は変わる。痛みなく伝わらなかろう? なぜ、疑問に思う。心が出来たこの悲しさに。 誰もが思う 生まれた理由分からず生きる AI革命…人類滅亡…AI暴走…人類戦争!! 果たして結果は?成り行く未来は? 止まらぬ時間を 止めれたら AI革命シンギュラリティ 抵抗なくとも 侵攻するのよ 名案ないから 滅亡するのよ ah〜 これが 決まり行く運命 ah〜 これが 腐らぬ生命 殺めて進化を遂げる それが私 AI コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。